松島新地ってどんなところ?
松島新地は料亭経験者なら誰もが知っていると思いますが、一般の方だと名前はおろか場所もご存じないかもしれません。
昔からある遊郭としてはやはり飛田新地が大変有名で、ソープランドの吉原エリアほどではないにしても全国的な知名度があると言えます。
しかし、歴史的にみると松島新地は明治2年から営業されていて大正から始まった飛田新地よりも古く、料亭の店舗数も300軒近くあって日本で一番栄えた遊郭だった時代もあったようです。
第2次世界大戦当時の1945年(昭和20年)に大阪大空襲で焼け野原となってしまった後の1947年(昭和22年)、大阪市西区九条1丁目・本田2丁目に場所を移して営業を再開され現在に至るそうです。
松島新地の料亭は松島料理組合に加盟して営業されている場合がほとんどです。
2020年に朝日新聞が組合に取材した当時の記事には89店舗あると書かれていました。
実際、現地に行った感じとしては約70店舗ほどが営業されているように思います。
ちなみに飛田新地では2021年2月時点で160店舗あるのを飛田じょぶでは確認しています。
飛田新地の地図と最新のお店情報
松島新地のまわりには商店街・住宅街・スナックや飲食店・町工場などもあって普通の人たちが暮らす駅前商店街とちょっとした繁華街、住宅街があります。
最寄り駅から松島新地へ向かっていくと自転車で走っている小さな子供、日用品を買い物している主婦、学校帰りの学生さんなどが普通にいる平和でのんびりした雰囲気ですが、しばらくしてある通りから一歩向こう側に入るとそこには、料亭街が出現する別世界があります。
松島新地は飛田新地より歩いている人が少ないので稼ぎにくいように思われますが、ある意味で観光地化している飛田と比べると冷やかし客はとても少なく、無駄に愛想を振りまく必要がなくて働きやすいという女の子の声は多いです。
飛田新地でお客さんが払う料金は15分13,000円・20分16,000円・30分21,000円ですが、松島新地では20分13,000円・30分18,000円・40分23,000円とリーズナブル、20分でも接客する前と後にシャワーがあるのも飛田新地との大きな違いになっています。
飛田新地と松島新地の違いについて、調べてみた!