松島新地の求人、アルバイト情報 松島じょぶ

松島新地での仕事内容や1日の流れをくわしく解説

松島新地には約80軒ほどの料亭がありますが、そのすべては個室をそなえた料理店として営業されています。料亭は警察行政（公安委員会）から風営法の２号許可を得ないと営業できないことから、公に認められたお店であることも女の子が働く上で安心できるポイントとなっています。ちなみに、飛田新地や滝井新地も同じ２号許可を得て営業されています。

料亭で遊んだことのある男性の中には「飛田のシャワーある版」「最後までできる風俗」と認識されている方もいらっしゃると思いますが、明治時代から続く松島新地という料亭・繁華街にある料理店に来店した男性客が個室に料理を運んできた女性とひと時の恋に落ちてしまう自由恋愛の場所であり性風俗店ではない、ということを前提にして仕事内容をわかりやすく解説していきたいと思います。

だいたいのお仕事の流れは松島新地と飛田新地は同じと考えてもらってよいと思いますが、飛田新地では玄関と呼ばれる店先に女性が一人だけ座るシステムなのに対し、松島新地では張見世（はりみせ）と呼ばれる店先のカウンターごしに数名の女性が同時に座るシステムになっているなどちがった点もいくつかあります。

松島新地のマスターやママから、女の子から応募の際にどんな仕事内容かわからないので教えてほしいといった相談が多いというのもかねてから聞いていました。「ネット見て調べて」と言おうにもまともに解説しているサイトが少なく、ラインやメールで流れなどを説明するのも難しいようです。

1.出勤

電車通勤で大阪メトロ「九条駅」と隣接する阪神なんば線「九条駅」からお店までは歩いて3～7分ほど。神戸方面からは阪神電車を使えば尼崎駅を経由して１本で九条駅まで来れますので、神戸にある福原のソープ街から移籍する子などは通勤の便利さを松島新地で働くポイントにあげる子も。
出勤する女の子はマスクをかけている子、夏だと日傘にサングラスをかけたり大きめのハットやキャップなどをつけて出勤する子もいます。

大阪市内に住んでいる女の子の中にはタクシーを使ってみなと通りや中央大通から新地の中に入ってお店の前まで車をつけて出勤する子もいます。大阪だと「松島新地まで行ってください」でだいたいの運転手さんに通じますからね。

お店に到着したら店先に座っている仲居のおばちゃんやママ、店内にいるマスター、他の女の子に夜でも「おはようございます」とごあいさつしましょう。

関連ワード 仲居さん（なかいさん）

2.お化粧

出勤したらまずはじめにお化粧をします。飛田新地だとライトアップに負けないような派手さだったりギラギラした感じのメイクをイメージしますが、松島新地では落ち着いた感じのメイクが主流で上がりやすいといわれています。飛田新地から松島新地に移籍される女の子も多いですが、「松島メイク」と呼ばれることもあるくらい飛田と同じではないと思ったほうが良いと思います。

体験入店の女の子は鏡やお化粧道具をお店が用意してる場合もありますが、ご自身のお肌に合わないと肌荒れすることも多いため最近は、女の子が持参するメイク道具を使って松島メイクをほどこしてくれるお店が増えています。持っていないものだけお店のものをお借りしたり、お店によってはメイク道具代を負担してくれることもあります。

髪型もアイロンを使ったり巻いてみたりなどけっこう時間がかかるもの。慣れないうちは20分くらい早めに出勤するのもいいですね。

関連ワード 体験入店（たいけんにゅうてん）　上がる・下りる（あがる・おりる）

3.衣装選びと着替え

お化粧が終わったら衣装に着替えて張見世（はりみせ）と呼ばれる店先のカウンターにほかの女の子と座ります。体験入店などの場合はお店で用意されているものを借りることが多いですが、女の子自身で用意したりお店によっては衣装代の一部を負担してもらえたりします。

張見世はお店に面する玄関の中に会社などを訪問したら受付嬢が座っているようなカウンターがあるようなイメージです。カウンターごしなのでお店の前を歩くお客さんからは下半身が隠れて見えませんから必然的にお顔と上半身の見せ方がポイントになります。

また、飛田と松島の違いをざっくり言うとすれば「飛田はコスプレ、松島は衣装」。松島は少し露出の多めなドレスっぽい衣装が多く、似合う女の子ならお客さんが上がりやすい着物をお店から勧められることもあります。また上半身の見せ方が大切なため特盛りブラは必須アイテムと言えます。胸に自信のない子はあえて無理をせず大人しめだったり清楚な感じの衣装のほうが上がりやすい（お客さんがつきやすい）ようです。

関連ワード 張見世・張店（はりみせ）　上がる・下りる（あがる・おりる）

4.張見世（はりみせ）に座ってお客さんを手まねき　※客引きはしません

いよいよ準備が出来たら張見世に座りましょう。店先の端に座って呼び込みをしてくれる仲居さん（お店や日によってママが仲居さんをしている場合も）には「今日もよろしくお願いします」などごあいさつを愛想よく行いましょう。仲居さんはお店の前を歩く男性客に「いま来たばっかり、1番やで～」「優しい子よ～」「お兄さん、ここまで来て見て～（飛田と比べるとお店の前の道幅がけっこう広い）」といった呼び込みを頑張ってくれるだけでなく、女の子をいろいろとフォローしてくれる強い味方ですので、仲良くできるにこしたことはありません。

張見世に座った貴女は目の前の通りを歩くお客さんに手を振ったり手まねきしたり視線が合えば笑顔で返したりなど、声を出すことはありませんがお客さんに選んでもらえるきっかけをつかみましょう。ほとんどのお客さんが通りすぎていく中、ひと周りして帰ってきてくれるケースも多いので印象に残るようにがんばります。

張見世では2～3人の女の子が同時に座るお店がほとんど。出勤している子は接客時間や休憩を除いて張見世に座ってお客さんを待ちます。飛田新地では5分とか7分間隔で玄関に1人ずつ交替で座りますのでここの違いは大きいですね。

5.お客さまに選んでもらい2階の部屋へ

張見世で選ばれた貴女はお客様を2階へご案内します。たいていお客さんを先に階段を上がらせ、その後ろから女の子が「上がって右側のお部屋です」などお声かけしながらお部屋までご案内することが多いですが、足が細くてキレイなど自信のある女の子は先に階段を上がってお客さんに見られるような工夫をしている子もいます。

2階に上がると何部屋かの和室があります。小さなテーブルとお布団が敷いてある6畳くらいのお部屋の中は照明もやや暗め。

冬なんかだとお客さんのコートをハンガーにかけたりしてから20分13,000円、30分18,000円、40分23,000円など書かれている料金表を見てもらいつつ遊ばれるお時間を決めてもらいましょう。
何分にするか決めてもらって料金を預かったら「お飲み物はどうしますか？」「炭酸（コーラー）・コーヒー・お茶どれがいいですか？」コーヒーやお茶だと冷たいのか暖かいのどちらがいいかも確認して1階にいる仲居さんにお金を渡しに行き、飲み物とちょっとしたお菓子におしぼりを乗せたお盆を持って2階のお部屋に戻ります。

6.いよいよ接客サービス本番！

松島新地では一番短いコースでも接客する前と後にシャワーがあります。お部屋でタオルを巻いた状態になって2階にあるシャワールームまでお客さんと移動。シャワーでザっと体を流して衛生的に気になるところを洗い流したあとタオルで拭きます。

個室に戻り時間に余裕があれば世間話などしつつ、時間がなければ軽めにお話などしてさっそくお布団へ。添い寝をしたりしながらソフトに触れたりしてお客さんが元気になるかなというタイミングでゴムをつけてリップサービス。お客さんにどんな体位にするか聞いてあげたらローションなどを使ってかりそめの自由恋愛がスタート・・・貴女の演技力もあいまってお客さんをゴールへとみちびきます。

松島新地のサービスは基本的に飛田新地と同じくキス・生フェラはＮＧ。女の子の大事な部分をお客さんが触ったり舐めたりもＮＧですが、胸をさわったりなどはほとんどの女の子がＯＫしています。ただ「このお客さんはリピートしそう」「馴染みのお客さんにしたい」と思う女の子はご自身が許せる範囲でキスなどのスキンシップをされることも。そこはあくまで女の子自身の判断になります。

関連ワード　馴染みさん（なじみさん）

7.お客様をお見送り

コース時間が終了する5分前とか7分前になると1階にいる仲居さんがスイッチを押し、2階の部屋にあるチャイムを鳴らす形でお知らせしてくれます。

お客さんによっては延長をされる方もたまにいらっしゃいますが、たいていはもうそろそろ終わる雰囲気をお客様に察してもらいラストスパートを促し、終わったらシャワールームまでお客さんと移動。ザっと体を流してタオルで拭きましょう。

お店の名前と電話番号が書かれたショップカードに自分の源氏名や出勤曜日なんかを手書きしたものをお客さんに渡してみますが、持ち帰れないお客さんもいますのでそのときは渡さなくてもＯＫ。そうこうしているうちに終了を知らせる2回目のチャイムが鳴り「ありがとうございました」とお礼を言って一緒に階段を下ります。

ちなみにお帰りの際、玄関先で女の子や仲居さんに挨拶して帰るようなお客さんはリピートする確率が高く、「ありがとう」とか「バイバイ」など女の子が言ってもリアクションがないお客さんはもう来ない・・なんてこともお伝えしておきます。

関連ワード　一見さん（いちげんさん）　裏壁さん（うらかべさん）　馴染みさん（なじみさん）

8.お給料をもらって帰宅・送迎

松島新地エリアの料亭は全店が完全日払い制です。そのお給料は20分で5,850円～6,500円、30分で8,100円～9,000円、40分で10,350円～11,500円がバックされます。例えば平日6時間の出勤で5人～10人くらいの接客をこなせば最低でも3万円から10万円ちかいお給料をその日に持って帰ることができます。

初めての女の子が体験入店で持って帰れる金額は、慣れてないこともあったりたまたま暇な時間帯だったりすると思ったより低い金額になることもあるようです。ただ、夜20時～23時や週末、GWやお盆、年末年始などの繁忙期はお客さんの数がどっと増えますので思った以上にお給料を持って帰れること珍しくありません。

また、お店によっては店馴染みを多く持っていて新人さん目当ての来店が見込めたり、ロング(60分以上)のお客さんや毎週通ってくれるような太客をゲットできればプラスアルファの高収入が期待できます。

関連ワード 店馴染み（みせなじみ） 太客（ふときゃく）

松島新地のお給料システムについて詳しく解説している記事があります。

飛田新地って稼げるの？
お給料
についてわかりやすく解説！

お仕事の時間が終わり、メイクを落としたり帰宅する服に着替えていると仲居のおばちゃん（お店によってマスター・ママ）がお給料を用意してくれます。いろんなお客さんをがんばって接客した結果が高額のお給料になる・・このお仕事をして一番うれしい時間ですね。「ご苦労さま」という言葉には「ありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えましょう。

帰るときもマスクや帽子などをかぶって駅まで歩くかタクシーを店先までつけてもらったりします。中央大通やみなと通りまで出ればタクシー乗り場もありますよ。ラストまでの女の子はマスターやママが車で送迎してくれたりタクシー代をいくらか出してもらえるお店もありますが、遠方から通勤する女の子だと電車が動いているうちに帰ることがほとんどです。

その他、松島と飛田の違いに気になる方はこちらの記事も参考にしてください。

飛田新地と松島新地の違いについて、調べてみた！

たくさん稼ぎたいけどヘルスやソープみたいな濃厚接触はしたくない、仕事内容を見て一度働いてみたくなった。そんな女の子はもちろん飛田新地など他の新地で稼ぎにくくなった女の子も松島新地で1日体験からはじめてみましょう。